コウノトリ育む農法による「つきあかり」の栽培は、基肥や穂肥などすべて有機肥料を用いることから、施肥量が慣行栽培と比べ多く(穂肥40kg/10a)、特に穂肥散布の時期は高温下での作業となり、省力化が求められています。
そのため、豊岡農業改良普及センターは、令和6年7月22日(月)に豊岡市福田で学校給食用無農薬「つきあかり」の生産者を対象としたドローン施肥実演会を開催しました。
実演会はドローン散布の請負業者である「(有)北近畿スカイサービス」が、ドローン施肥の実情や注意点、委託料金の説明をした後、実際に30aのほ場でドローン施肥を行いました。
当日は生産者7名、関係機関7名の計14名が出席し、ドローン施肥が省力化へ繋がることを確認した後、ドローンを活用した施肥体系や組織として効率的にドローン施肥を行う方法等の意見交換を行いました。
今回出た意見は関係機関で共有・検討し改善へのサポートに努めていきます。