6月28日(水)に、市川町で「水田除草機実演会」を開催しました。実演した機器は、今話題の「アイガモロボット」(井関農機株式会社)と「ウィードマン」(オーレック株式会社)です。
実演会には、地域の農家はもちろん、県関係者等県内各地から40〜50名が集まり、関心の高さが伺えました。
「アイガモロボット」と「ウィードマン」の目的は、雑草の物理的防除による水田用除草剤の低減ですが、導入コストや運用方法は全く異なります。「アイガモロボット」は、全自動で除草作業が可能ですが、1つのほ場に1台必要です。一方、「ウィードマン」は人が乗って操作する必要がありますが、複数のほ場での除草作業が可能です。
参加者からは、価格面や除草効果などについて熱心に意見交換がなされました。減農薬や有機農業による高付加価値化が可能かどうかなど、コストに見合った機械の導入計画を策定する必要があります。
(2023.7.21 (株)農社(事業受託企業)奥野)