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吉川町営農組合協議会が中山間地でのドローンの活用を検証する

2024.09.05

三木市の吉川町営農組合協議会は、昨年度からドローンによる省力化をテーマに、穂肥のドローン散布の効果検証や機械のシェアリングについての研修会を実施しています。

今年度は、小面積、不成形田が多い吉川町で、どのくらいの面積が散布可能なのか、実際に確認する実演会を企画しました。

実演会は8月8日(木)、吉川町金会で開催し、協議会から10名が出席しました。作業は、ドローンT-25(DJI社)を使用し、37枚の田、合計4.97haにおいて、穂肥を10aあたり10kg散布しました。ドローンの積載量は、この地域の田んぼ1枚分の穂肥を十分に積載でき、一部の田んぼ(30a程度の大きさ)を除き、1回の飛行で散布できました。

散布時間は、10aあたり約2分で、背負い式動力噴霧器で約5分かかるのと比べると、かなりの省力化が図れることが分かりました。

また一方で、中山間地ならではの高い法面や、法面からせり出した柿の木等にドローンのセンサーが反応し、自動飛行が何度も停止したため、途中で設定し直すことも多く、機械にあったほ場整備も必要になることが分かりました。  結果、途中でシステムトラブルもありましたが、4.97haを約5時間かけて、散布することができました。参加した生産者からは、「これからはドローンの時代だ」、「どのように導入していくか」、など前向きな意見が出ました。

吉川町でのドローンによる穂肥散布