令和5年12月14日、丹波農業改良普及センターと関係機関が協力して、春から実証を進めて来た可変施肥田植機の技術実証検討会が行われました。実証栽培を担当した農家、全農兵庫や機械メーカー関係者、普及センターで検討を行いました。
実証ほ場は、➀慣行区、➁可変施肥田植機利用による慣行区と同等施肥区、➂可変施肥田植機利用による肥料2割減区を設け、経営管理支援システムにより可変施肥データを取得し、5月22日に田植えを実施しています。生育状況や収量等、慣行区と実証各区とのデータ比較による検討を行いました。
また、基肥の可変施肥に加えて、気象条件による影響を減らすために、経営管理支援システムの植生マップを活用したドローン追肥の必要性なども併せて検討しました。
次回の検討会を1月下旬に予定しており、関係者や現場の意向などについて確認しながら、現場普及できるようにすすめていく予定です。
検討会の様子