11月30日に淡路市黒谷のビワ園において、淡路市果樹協会びわ部会によるドローン防除実演会が開催され、生産者20名、関係者15名の参加がありました。
淡路市では94戸の農家が約24haのビワを栽培しています。ビワは急傾斜の園地が多く、また樹高が高いため、動力噴霧器等を用いた防除では多大な労力が必要です。そこで、防除作業の労力軽減や効果を確認するために今回の実演会が行われました。
当日は、散布時間や薬剤の付着状況を感水紙で調べるなどのデータ収集を行いました。結果、対象ほ場5aの散布時間は2分43秒と、非常に省力が図られることがわかりました。薬剤のかかり具合は、風向き等により散布ムラがありましたが、病害虫防除効果も確認できました。今後、残された課題を解決しながら、普及推進に役立てることとしています。
ドローン散布と注意事項を学ぶ
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