丹波地域は栗の生産が盛んで、栽培面積190ha、生産者約800名で行われています。栗の収穫は主にトングを用いてイガごと拾う手作業で行われていますが、栗園は斜面が多く労働負荷がかかり、生産者の高齢化が進む中、収穫作業の省力化が求められています。
9月6日(水)、丹波農業改良普及センターと県立農林水産技術総合センター、メーカー、JAが連携して、県立農林水産技術総合センターの栗園で自走式栗収穫機の実演会を行いました。
生産者16名が参加して機械の性能等について意見交換を行いました。「自走式収穫機を利用できたら、収穫の省力化が期待できそう」「私の園地で試運転してみたい」と期待する意見が多くあった中、「園の地面が平らでないと収穫が困難で、実用は厳しそう」といった機械の改良に向けた意見もありました。