令和5年7月10日(月)、神戸市西区の2つの営農組織でドローンによる水稲除草剤散布作業の効果確認が行われました。
神戸農業改良普及センターでは、スマート農業技術導入による集落営農の組織強化を図るため、実証ほを設置して、費用対効果や労力軽減効果、防除効果等の確認を行っています。
今回は、神戸県民センター地域躍動推進費を活用し、実証を希望する集落営農組織を公募した上で、選定された2集落が実証に取り組みました。
除草剤は粒剤を使用し、薬剤の希釈や使用後の容器の洗浄を行わずに済むようにしました。ほ場移動には時間を要しましたが、平均すると20aを3分で作業を行うことができました。
参加した生産者からは「高齢化が進む中、農家も機械を背負うことなく肉体的にもありがたい」「ドローンの導入は、経費やオペレーターの育成など課題もあり、作業委託が手頃」等の意見がありました。