ストック栽培は、苗の八重鑑別や定植作業など長時間のしゃがみ姿勢で作業することが多く、足腰への負担が大きいため腰痛の原因となっています。
8月8日(金)、淡路市のストック生産を行う女性農業者がアシストスーツの試着を行いました。北淡路農業改良普及センターが、スマート農業技術マッチング推進事業を活用し、現場とメーカーとのマッチングによりデモ機の提供を受けて実施しました。試着した女性農業者からは、腰が安定するという感想があった一方、装着方法が難しいという意見も出ました。
アシストスーツの使用には慣れも必要なため、約1ヶ月間にわたり作業中に着用してもらい、9月7日(木)に再度聞き取りを行いました。女性農業者からは、「アシストスーツを着用することで作業後の腰への疲労感が軽減された」、「装着にも慣れて容易にできるようになった」という声がありました。
一定期間使用して効果を実感してもらうことができたので、今後はアシストスーツによる作業負担の軽減効果について、より詳細な評価を行う予定です。
普及員が説明する様子
使用した感想を聞き取り